練習日誌

第32回練習会(2024年11月6日)プチイベント開催!

練習の詳細

11月6日(水)
場所:富士森公園 陸上競技場
時間:17:30~19:00
天気:曇り/14℃

《練習メニュー》
1000mタイムトライアル
[ペースメーカー] ①2’50″ / ②3’15”
③3’30″ / ④3’45”
⑤4’00″ / ⑥4’15~30″

《学生コーチ》
・吉田凌(4年)
・吉田響(4年)
・小暮栄輝(4年)
・石丸惇那(3年)

飛び入り学生コーチ
・樋渡雄太(4年)
・黒木陽向(3年)

ひらりひらり 羽を広げて~♪
(全日本大学駅伝テーマソング ひらり GReeeeN)→🔗

あのフレーズが耳から離れない。
運営側としても、全日本大学駅伝の余韻が冷めやらぬなか実施した今日の練習会。

毎月恒例の1000mタイムトライアルです。
いつもは創価大の池田記念グラウンドをお借りして実施していますが、今日はちょっと気分を変えて富士森公園にて行いました。プチイベントです。

そして今回の学生コーチは大丈夫か!?と思うほどの、強力かつ協力的なメンバーが集結しました(上手い!)。

先日の全日本大学駅伝にて…
1区を走った小暮栄輝選手。

2区を走った吉田響選手。

3区を走った石丸惇那選手。

6区を走った黒木陽向選手(飛び入り参加)。

7区を走った吉田凌選手。

さらにマネージャーの樋渡(意外と今回のキーマン)まで、飛び入り参加で駆けつけてくれました。

…いやいや、あり得ないでしょ。

テレビの中で見ていた選手たちと一緒に走れる世界線が、他にどこにあるだろうか。
そんな、ここにしかない状況のなか練習がスタートしました。

今回はプチイベントとして告知を打っていたこともあり、7名の方が新たに参加してくださいました。
…正直言わせてください。えー、7名の皆様。フッ軽過ぎ、意識高すぎ、アンテナ感度高すぎ。

告知したのは前日の昼ですよ?
にもかかわらずこの瞬発力たるや…!よくよく話を伺うと、静岡からはるばる参加してくれた方もいました。

何事においても、一歩踏み出すって相当な勇気がいるもの。それでもこうして参加に踏み切ってくださった方々は、相当熱意があるんだろうなと感じながら、有難いなぁと思いながら。そしてそんな方々に『来てよかった!』と感じて帰ってもらえるようにと心に誓って始めた練習会でありました。

練習はいつも通り、動き作りから。
学生たちは平然とやってのけるこのトレーニングも、真面目にやったらメチャきつい。
これを駅伝部員たちは毎朝やってるのだからそりゃ強ぇわと。そう感じて頂けたのであれば御の字であります。初参加の皆様、汗びっしょりでしたね。嬉しいです!(笑)

その後15分ほど休憩・各自アップの時間を設けてから、タイムトライアルのスタート。

ぺースメーカーは以下の通り。

①2’50″(樋渡雄太)
②3’15″(石丸惇那)
③3’30″(黒木陽向&榎木監督)
④4’00″(吉田響)
⑤4’15″(吉田凌)
(⑥?)旗振り応援(小暮栄輝)

本当は築舘が①を引っ張らねばいけなかったのですが、走れるマネージャー樋渡の飛び入り参加により、その必要が無くなりました。そして今回のプチイベントを円滑に運営するうえで、実はここがキーだったとすら言えましょう。

…というのも、初めての方が参加するとなると、まだ顔と名前が一致していないランナーの皆さんのタイムを計測する必要があり、そこには全神経を集中させる必要があるわけです。
もちろん築舘も①2’50″で走る準備をしていましたが(本当ですよ!)、樋渡がたまたま(?)来てくれたことにより、本当に集中すべきところに100%エネルギーを割ける状況になりました。つくづく、ウチのマネージャーは本当にデキる人材だと再認識した場面でもありました。

さて置き、1000mのタイムトライアルがスタート!
学生コーチたちのペースメイク、力を借りながら頑張りました。

全日本駅伝で1区を走った小暮はその反動で足にマメができてしまい、今日は旗振り&応援担当。旗を持ちながらピョコピョコ~とみんなを応援する姿に『ん~…可愛いっ💕』とキュンとされた方は私だけじゃないはず。全日本駅伝の中継時にも『Vamosポーズ』をしてくれるあたり、Vamos愛の塊な男です。

Vamosの旗を振る小暮

 

3区を走った石丸惇那が、3’15″/kmの2番目に早い設定のリーダー。
普通に、なかなかにお速いペースです。全日本で思うような走りができなかったことが悔しかったのでしょう。ただ彼の課題は割と明確ですし、もともとの潜在能力も高い。決して打ちのめされず、今日の練習でこの意気込みがあれば箱根では力を発揮してくれるだろうと再認識したところであります。

3’30″ペース組は、6区を走った黒木が担当。
全日本駅伝を終えてから心身ともに相当きているはず。こちらが心配になるくらい毎朝目の下にぶっといクマをつけて練習に出てくるぐらいですから。それでも本物の『チームの柱』になるべく、一生懸命自分のコンフォートゾーンから出ようとしているのでしょう。今日は飛び入り参加で来てくれました。ビックリです。黒木はもっともっと強くなるでしょう。まずは自分の身体や心をちゃんと労われること、そして時に『No』って言えること、それによる回復が大前提ですが😉

2区を走った響は4’00″ペース担当。
鶴川君(青山学院大)と激走を繰り広げた彼は、おそらく完全回復に2週間程度はかかるでしょう。それでもこうして来てくれたのはもはや愛と熱意以外の何物でもない。実際に練習会に参加して、響の後ろを走った方から『鶴川君はこういう視点で走ってたんだなって。貴重な体験ができました。』という感想も頂きました。『心は全力で』それがまた彼のリミッター解除に繋がらないように見張っておく必要があったくらい熱い男です。

7区を走った吉田凌(4年 主将)は4’15″ペース担当。
全日本駅伝を経て、恐らく彼はいま葛藤していることでしょう。どうチームをまとめていけばいいのか、主将に相応しい走りって何だろうと。築舘的回答をするのであれば、『ありのままの凌ちゃんでいい』。何かを求めるというよりも、今までの凌の競技に向かう姿勢にこちらが惚れて抜擢したのだから、その人柄が買われてキャプテンになったのだから。それが自分でも理解できてくれれば、また本来の力を発揮できるようになるはず。実際に僕もそうだったから。大丈夫だ、絶対に。

さて私情織り交ぜタイムはこの辺にしましょうか(笑)
そんな外から見たらキラッキラだけど、でも内々ではみんな必死に戦っている学生コーチたちのリードによって今回の練習会が成り立っていました。

あと、そんなイケメン学生コーチたちを心配して、微妙に外に来ていけない『ゔぁ』パーカーを着て都心からはるばる駆けつけてくれたみこてて警備員もふくめて。

あぁ、この4年生たちがずっといてくれたらいいのに。
要所要所でそんな風に感じる、愛と熱意溢れる練習会・タイムトライアルでした。運営に精一杯で、豪華メンバーに話を振るのを忘れていたのが今日の大失敗。反省点はそれくらい。

さて今日の自己ベストは11名。
ただ聞こえはいいですが、今日新たに参加された方を除けば4名。

良いんです!
スピード強化に重点をおいて練習してきた10月。達成感のある、いわゆる『気持ちよく終われる』練習をしてきたのが10月。「何で良い練習ができていたのにタイムが伸びないの?」と感じた方は予定通りです。なぜなら、ここまでではまだ半分の完成度だから。

11月は、10月に磨いたスピード絶対値をベースにそれを維持できるような練習を取り入れていきます。地味でネチっこい練習が増えますが、最後には笑って終われるはず。11月も皆で頑張っていきましょう!

ちなみに今回のイベントの影響もあってか『八王子 ランニングクラブ』の検索順位がついにトップに躍り出ました。嬉しい。

『ペルソナ』という、webサイト運営においてどんな人に届いてほしいかを明確に設定しておく必要があるのですが、何を隠そうこのSTAFFブログは正直ブレっブレ。段落ごとに届けたい人がコロコロ変わる素人運営です。ただ、愛のある運用ができればそれでいい。届いてほしい人に一部でも届けばそれでいい。そんなメンタリティでやっていきたいと思います。

ではまた~!Vamos!!

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